Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

ありがとうございました☆☆☆

さて!当初からひとつの目標としていました108投稿。 本日、この記事で108つ目の煩悩数となりました。これまで記事を読んで下さった方には、あつく、あつく御礼申し上げます!どうもありがとうございました! ブログを始めた時に心の中にあったのはふ…

ニセカウンセラー、、、エビデンスは正義なのでしょうか?

こんな記事が目に飛び込んできた。 news.yahoo.co.jp ニセカウンセラー!とは、のっけからセンセーショナルな言い切りだが、それだけこの記事を書かれた先生が、許し難いと思われるようなケースを多々ご経験になられているのだろう。 確かにこころの不調の症…

夢野久作、杉山家一族に思うこと(その2)

本日もこちらの続きです。 warumi.hatenadiary.com 前回触れた夢野久作のお父さん、茂丸氏。私が書いたことなど、茂丸氏のエピソードのほんのさわりだけなのだけれど、彼の見つめていた世界の広さたるや。それを知っただけでも、なんだかこちらの胸がひらか…

夢野久作、杉山家一族に思うこと(その1)

以前「ドグラマグラ」についてこちらで書いたが、何を隠そう(隠してないけど)私は相当夢野久作が好きである。 warumi.hatenadiary.com どのくらい好きかというと、去年、これを見るために九州の大刀洗平和祈念館まで足を運んだくらい好き、そして彼の一族…

筋が通っている自分じゃなくちゃダメだって思ってた頃のこと。

自分のなかに矛盾があるってことを、どうも許せない時期があった。特に若い頃。 矛盾を持つってことと、変節漢ってのは、今だったら違うよなあ~ってちょっと笑ってしまう感じもあるのだけれど、とにかく一本筋が通ってるってことは私にはとても大切なことだ…

未完了をいっぱいにしておくと、意図が出来なくなるの巻

ここのところ、今まで自分が解けなかったいくつかの難題?の解決の糸口が見え始めているのを感じている。 つくづく思うのは、自分が当たり前だと思っていた言葉や物事への理解とかって、なんてひとさまの借り物ばっかりだったんだろう!ってことだ。 それは…

やってみないとわからないねってことがわかる魔法

こころと身体、そして臨床心理の勉強をはじめる前から、私の興味は「人のこころって何?」ってことだった。小さい頃から、こころってものが私の手に余るようなものだったから、と言ってもいいかもしれない。 何に対しても「うまくやる」、そして出来れば「余…

これまでの目標設定って、自分軸じゃなかったみたいです。

唐突ですが、何かの目標を立てる事ってお好きですか? 例えば何か達成したいことー試験の合格とか、ダイエットとか、留学のための貯金とか。そんな何かの目的のために建てる目標。 思い返せば、子どもの頃からこの目標を立てる、ということが私はあまり得意…

プロのサービスにもっと元気を。

これはもう、沢山の人がいろんなところで言っていることだと思うけれど、とにかくお客様向けの日本のシステムというものはスペシャルだ。 何というか、美は細部に宿る、といった感性が、仕事の仕方やお客様への満足度追及にものすごく反映されている。 「サ…

選択に迷う時、私たちはどう選べば良いのでしょうか?

振り返ってみれば、私たちの毎日って何かを選んで決めることの連続のようなものかもしれません。 何時に起きて、朝ご飯は何を食べて、何の仕事/家事から始めて、今日の優先順位をつけてって...etcetc。改めて考えてみると、なんと選択の多い事でしょう! 朝…

瞑想って何のためにするの?(その2)

本日は前回のこちらの続きです。 warumi.hatenadiary.com 瞑想をすると心の中がお掃除されてスッキリしますよ、というお話でした。 スッキリ!することって大切なことです。ごちゃごちゃしているものが整理整頓されて、気持ちがスッキリする。そうするとぼや…

瞑想って何のためにするの?(その1)

そういえば、ですが。 そもそも「なんで瞑想ってものをするの?」って、肝心なところを書いていないことに、今さらですが気付きました。この際、自分でもちょっと整理してみたいなと思いましたので、今回はこのテーマでお届けします。 前回、こちらでマイン…

ちょっと心がお疲れの方へ。ティク・ナット・ハンのマントラをどうぞ。

ここ数年、「マインドフルネス」が、メンタルヘルス界隈にも溢れている。 私も御多分に漏れず、早々にその「マインドフルネス」なるものに飛びついた口だった。もともと仏教美術好きだったものだから、「仏教」の香りがするものには、とても心惹かれるものが…

目標や夢に苦しくなる時がありますか?

先日、明恵上人の「あるべきようは」にについて、こちらでちょっとお伝えしました。 warumi.hatenadiary.com 「あるべき」の「べき」だけにクローズアップすると、まるで「私はこうあらねばならない」って意味に変換されがちかもしれません。けれど、明恵上…

成長って何でしょうね~?

小学校で最初に習うグラフって、こんな感じでしたっけね? 右肩上がり。 時間の経過と共に、成長が右肩上がり。 私たちの成長のイメージって、小さい頃からこんな風にインプットされているんじゃないかって思うんですよね。 でも成長って。。。本当にそうな…

努力恐怖症の人が努力出来るようになるには。

先日のこちらの記事を書きながら、思ったことがあった。 warumi.hatenadiary.com 何かをやろうとする時。簡単に「やります!頑張る!」って言える人と、そうじゃない人がいるんじゃないかなってことだ。 例えば何かの目標を立てたとして、それに向かってまっ…

それって偶然?それとも必然?

何かこう、自分のなかに問題みたいなものとか、生きづらく感じるようなものを感じておられる方って、実はけっこう多いんじゃないかな~って思うんですよね。 電車の広告とか、本屋さんの入り口あたりに並べられている今週のベストセラーの中に、どう生きるべ…

「結果」にまつわるエトセトラ。

それは若い頃、新入社員の頃会社の上司からよく言われたセリフ。 「とにかく結果を出せ、結果が全てだ。」 「大人の世界は子どもの世界と違って、プロセスなんか誉めてはもらえない。」 「だから結果を出すしかない。認めてもらいたかったら、方法はそれだけ…

明恵上人が好き。(その2)

そう、島にお手紙を書いちゃう明恵上人。ほんとうに、なんというかもう、色々ぶっ飛んでいるお方なのである。 それはもちろん、ブッダへの憧憬と仏道成就への強い思いにも反映される。 捨身飼虎(しゃしんしこ)。このイズムを夢の中でも、現実世界でも明恵…

明恵上人が好き。(その1)

何年か前の夏のはじめに、京都の高山寺に行った。目的は「明恵上人」。 私が「明恵上人」という人物を知ったのはかれこれ17~8年前。河合先生のこの本を読んだことがきっかけだった。 明恵上人、という方は平安末期の1173年生まれ。奇しくもあの浄土真宗の祖…

境界線は神出鬼没な方がいいというお話。

「人間関係」について、何かしらうまくいかない感じがする時。もしかしてそれは自分と人との間にあるらしい「境界線」が硬直しているからかもしれません。 これも最近は色々なところで言われていますから、人と人との間の境界線、という言葉をご存知な方は多…

自分の思い込みにたまにはじっくり時間をかけてもいいかも。

自分の特質?の中のひとつに、コツコツと積み上げるってことが苦手っていう成分がある。 同じこと、ルーティーンを続けるってことがまあ出来ない。繰り返し、というのが死ぬほどキライなんですよね、わたくし! で、このブログをこうやって書いている理由の…

Warumiの勘違いーいい人にならなくっちゃ編

本日はお久しぶりの「勘違いシリーズ」第二弾です。 warumi.hatenadiary.com で、このお話のルーツは小学校の時にかるーいいじめの対象になった時に遡りたいのですけども。 いじめって言っても、今問題になってるような凄惨なやつじゃなくて、せいぜいね。ク…

「お察し力」の副作用

普段の生活の中で割とよく自分が感じる関係性には、一定の傾向があるように思います。 言葉はちょっと過激ですが、所謂「加害者」と「被害者」との関係性というものが、日常生活の中で自分のこころの中に割と頻繁に登場するというパターンがあるように思って…

怒りがあなたにくれるもの

こちらでも以前、怒りについてちょっと触れましたが、今日は「怒り」の感情が持つ可能性についてフォーカスをしてみたいと思います。 warumi.hatenadiary.com 突然ですが、最近怒ってますか? 自分が怒ると、または、怒っている人を見るとどんな気持ちになり…

「変わりたいけど変われない」とお嘆きの貴兄に

日常、ふとした時に「あー!また同じことしちゃった~」とか「嗚呼、なんて成長がない。。。」とかってね。とかく自分のことを責めがち、というか、ちょっと厳しい目で見てしまう傾向がある人って、少なくないんじゃないかなって思う。 当たり前だけど、自分…

アドバイスの功罪

例えば、何かがうまくいかなくて困っている、とか、どっちを選べばいいかわからなくて悩んでいる、とか。そんな時、欲しいものに「アドバイス」があるんじゃないかと思う。 自分では対処ができない、判断するのムリー!という時、適切なアドバイスをもらうこ…

大きな主語の下で語られているもの。

最近、SNSを流し見していると「主語の大きさ」がどうにもこうにも気になってきた。大概は「我々日本人は」とか「私たち国民が」とかそんな感じ。主語が大きいと言っても「我々地球人は」とか「我々宇宙人は」にはならないのが、個人的にはたいへん残念に思う…

ミッドライフ・クライシス(中年の危機)。

いきなりですが、このことばをご存知でしょうか? ミッドライフ・クライシス。 どこかで耳にされた方も多いんじゃないかなと思います。日本語にすれば、所謂「中年の危機」(しかし、この日本語は。。なんかちょっと悲しすぎるのは、私がその年齢だから。。…

一本道。曲がりくねった道。

。。。すっかり忘れていた。世が世なら?今頃は、トーキョー・オリンピックが華々しく開催されていたはずの日々だったのだ。テレビのニュースでそれを思い出し、なんとも言えない気持ちになった。 本来であれば、オリンピックに出場し、活躍する筈の選手の方…