Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

日々思うこと

ニセカウンセラー、、、エビデンスは正義なのでしょうか?

こんな記事が目に飛び込んできた。 news.yahoo.co.jp ニセカウンセラー!とは、のっけからセンセーショナルな言い切りだが、それだけこの記事を書かれた先生が、許し難いと思われるようなケースを多々ご経験になられているのだろう。 確かにこころの不調の症…

筋が通っている自分じゃなくちゃダメだって思ってた頃のこと。

自分のなかに矛盾があるってことを、どうも許せない時期があった。特に若い頃。 矛盾を持つってことと、変節漢ってのは、今だったら違うよなあ~ってちょっと笑ってしまう感じもあるのだけれど、とにかく一本筋が通ってるってことは私にはとても大切なことだ…

未完了をいっぱいにしておくと、意図が出来なくなるの巻

ここのところ、今まで自分が解けなかったいくつかの難題?の解決の糸口が見え始めているのを感じている。 つくづく思うのは、自分が当たり前だと思っていた言葉や物事への理解とかって、なんてひとさまの借り物ばっかりだったんだろう!ってことだ。 それは…

やってみないとわからないねってことがわかる魔法

こころと身体、そして臨床心理の勉強をはじめる前から、私の興味は「人のこころって何?」ってことだった。小さい頃から、こころってものが私の手に余るようなものだったから、と言ってもいいかもしれない。 何に対しても「うまくやる」、そして出来れば「余…

これまでの目標設定って、自分軸じゃなかったみたいです。

唐突ですが、何かの目標を立てる事ってお好きですか? 例えば何か達成したいことー試験の合格とか、ダイエットとか、留学のための貯金とか。そんな何かの目的のために建てる目標。 思い返せば、子どもの頃からこの目標を立てる、ということが私はあまり得意…

プロのサービスにもっと元気を。

これはもう、沢山の人がいろんなところで言っていることだと思うけれど、とにかくお客様向けの日本のシステムというものはスペシャルだ。 何というか、美は細部に宿る、といった感性が、仕事の仕方やお客様への満足度追及にものすごく反映されている。 「サ…

それって偶然?それとも必然?

何かこう、自分のなかに問題みたいなものとか、生きづらく感じるようなものを感じておられる方って、実はけっこう多いんじゃないかな~って思うんですよね。 電車の広告とか、本屋さんの入り口あたりに並べられている今週のベストセラーの中に、どう生きるべ…

明恵上人が好き。(その2)

そう、島にお手紙を書いちゃう明恵上人。ほんとうに、なんというかもう、色々ぶっ飛んでいるお方なのである。 それはもちろん、ブッダへの憧憬と仏道成就への強い思いにも反映される。 捨身飼虎(しゃしんしこ)。このイズムを夢の中でも、現実世界でも明恵…

自分の思い込みにたまにはじっくり時間をかけてもいいかも。

自分の特質?の中のひとつに、コツコツと積み上げるってことが苦手っていう成分がある。 同じこと、ルーティーンを続けるってことがまあ出来ない。繰り返し、というのが死ぬほどキライなんですよね、わたくし! で、このブログをこうやって書いている理由の…

アドバイスの功罪

例えば、何かがうまくいかなくて困っている、とか、どっちを選べばいいかわからなくて悩んでいる、とか。そんな時、欲しいものに「アドバイス」があるんじゃないかと思う。 自分では対処ができない、判断するのムリー!という時、適切なアドバイスをもらうこ…

大きな主語の下で語られているもの。

最近、SNSを流し見していると「主語の大きさ」がどうにもこうにも気になってきた。大概は「我々日本人は」とか「私たち国民が」とかそんな感じ。主語が大きいと言っても「我々地球人は」とか「我々宇宙人は」にはならないのが、個人的にはたいへん残念に思う…

ミッドライフ・クライシス(中年の危機)。

いきなりですが、このことばをご存知でしょうか? ミッドライフ・クライシス。 どこかで耳にされた方も多いんじゃないかなと思います。日本語にすれば、所謂「中年の危機」(しかし、この日本語は。。なんかちょっと悲しすぎるのは、私がその年齢だから。。…

一本道。曲がりくねった道。

。。。すっかり忘れていた。世が世なら?今頃は、トーキョー・オリンピックが華々しく開催されていたはずの日々だったのだ。テレビのニュースでそれを思い出し、なんとも言えない気持ちになった。 本来であれば、オリンピックに出場し、活躍する筈の選手の方…

願い過ぎると叶わないんじゃない?問題について

今回も甚だ観念的かつ、個人的すぎる?やもしれないお話で失礼します。 スピリチュアル界隈や自己啓発などにご興味のない方も「引き寄せの法則」って、どこかで聞いたことがあるやもしれません。 何か叶えたいことがあるとして。それを「ワクワクしながら」…

信じることが簡単な人とそうでない人と。

「信じる者は救われる」 とはよく言ったもので、生きていくに当たってはこの「信じる」という行為は相当パワーを持っている。 まずもって、自分の存在に対する根拠のない自信。自分がこの世の中の構成員である、なんてことを考えたこともありません!という…

旅行会社VSお上の世界。明日はどっちだ。

連日のニュースを見ながら思った。 これまでの時代、本音と建前みたいに、世界は二枚看板だけの使い分けで大抵いけていたと思う。うちとそと。仕事とプライベート。お得意様と一見様。 世界はもっと単純だったって思う。 時代はどんどん進み、一生に会う(バ…

人生のものがたりを自分で書いていく。ユング先生に倣って。

最近ずっといろいろな神話やものがたりを読んでいる。 ひとつひとつの本を手に取ったり読んだりしているって、偶然の出会いみたいなもので、なんで手に取ったの?っていうと、その時々に違う理由がある。誰かから面白い話を聞いたから、もっとその世界を知り…

青が足りない。

旅にでたい。。。とにかく旅にでたい。出かけてしまいたい。 (だけど、GO TO。。。これはイケてない。。なぜ今、旅そのものを貶めるような政策を。。。いや、わかりますよ。旅に携わるすべての人が今、未曾有のピンチなんだ。でも、正直、ほんとうに残念で…

なぜ自分の過去や対処法をこうやって書くかっていうと

このブログを通じて、自分の過去を書いたり、いろんな対処法や手法についてお伝えしています。 なんでそんなにいっぱい書いてるの?ってことを、どこかに書いたようで、振り返るとちゃんと書いていなかったみたい。ってことで、改めて今回ここに書いておこう…

サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機(その1)

前にも書きましたが、私はサービス業になが~い間従事していました。そういう個人的な事情もあって、特に接客を伴うサービス業の皆さまには未だ、めちゃめちゃシンパシーを感じております。 今どのくらいの方が所謂、第三次産業の中で働いておられるのか気に…

起爆剤は「悪」?

ちょっと前からこの本を読みなおしています。 神話の心理学――現代人の生き方のヒント〈〈物語と日本人の心〉コレクションIV〉 (岩波現代文庫)作者:河合 隼雄発売日: 2016/12/17メディア: 文庫 河合先生が軽い語り口で、しかし、とんでもないことを色々書いて…

パセリ、セージ、ローズマリー、タイムと妖精と。

twitter上でお見かけして、おお!と好奇心に駆られ、フェアリードクターでいらっしゃる高畑吉男さんの「妖精譚のお話会」なるものに初参加してきました。 www.oberon-kingdom.jp 最近このブログでいろいろ書いていますが、私の中で「ものがたり」「おはなし…

ファンタジー讃歌

敬愛する根本先生の先日のtwitterを拝見して思ったんですけどもね。 現実が辛いときに私たちは「妄想」という形の慰みを求めるもの~ファンタジーとヴィジョンの違いについて~ https://t.co/uepzgwK9Rv @nemotohiroyukiより — 根本裕幸|カウンセラー・作家…

人生の向こう側にある流れ

さて。ひとつひとつ年齢を重ねていくのはなかなかしんどい。身体は思うように動かなくなるし、視力は落ちるし、もちろん記憶力なんて、とっくに信じちゃいけないものと化している。 なんてことを考えると暗澹たる気持ちになる。10年前には考えられなかった…

香港の夜景

ついに香港にこの日が来てしまった、と知って、ちょっとうろたえている。 香港には二度の思い出がある。そのどちらもが「自分が行きたい」と言い出した旅行ではなかったのだけれど、だからこそ、といってもいい記憶が今も残る。 最初に行った香港は、まだイ…

カルピスといくばくかの思い出と。

幼い頃の思い出、っていうものに最近ちょっと気持ちが向いていて。思い出せるいくつかを書いておこうと思う。 一番古い記憶、かな?定かじゃない。一時期、わりと山の中で育ったってこともあって、記憶を掘り起こそうとすると、ほんのりとだけどこわい気持ち…

「正解」ってなに。

19の世の中にあって、日々、自らを振り返って考えることが多々ある。 最近とみに、じわじわとした確信めいたことが自分のなかにあって、それは「万人に効く正解などない」ということ。いや、もうそれはその通りじゃない?って言われてしまうかもしれないけ…