Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

これで~いいのだ~♪

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え?ちょっとだけ興味が沸いていらっしゃいました?

うう、、、なんてありがたいんだ~(涙)「無意識」なんてわけわかんないものを相手に遊ばない?っていう、奇妙なお誘いにちょっと心が動いたかも?かも?というあなた!だいすきです♡(私の無意識の中のなにかがきっと喜んでる☆と思います!)

前回は、実際に見た見た夢をもとに、夢をリバイバルする方法をご披露した。おさらいするとこの通りである。

  1. まずぼーっとするのに気持ちのよい場所を確保して、ぼーっとする
  2. 出来るだけ意識がぼんやりとしてきたところで、見た夢の情景、場面をぼんやり思い出そうとする。または思い出せそうで思い出せない、あの夢なんだっけーと、ぼんやり思い出そうとする(必死にならない)
  3. 見た夢のことを思い出せたら、その時の夢の中で感じた感覚を自分の中にもういちど再生しようとしてみる。感情とか感覚とか。できるだけ体の感覚を使ってみるのがいいかもしれない。その夢の体験をもういちど!って感じ。見た夢の内容が思い出せなくても、何かしらの夢を見てたよねーっていう「感じ」が感じられた時にはその「感じ」のまましばらくいてみる。この時たいせつなのは、集中しないこと。あれ?なんだっけ!?もうちょっとで思い出せそうなのに。。。くーーーーっ!!みたいな感じになってきたら集中しすぎ。そうなったら潔くそのまま寝てしまうか、お出かけしてしまおう!
  4. 集中せずにただ夢からやってきた感覚を感じ続ける。私はいつも頭をぱかん、と割ったようなイメージでいたりする。脳が外の世界にまんまさらされちゃってる感じ。若しくは、目の焦点をずらすと目の前の見えているものの像がぼやけたり、何重にもなったりする、あの感じをからだで再現してみる。電池のきれたロボットみたいな感じでもいいかも。意識やからだの中の力みをリリースすること。どこか集中している気がしたら、あきらめてそのまま寝ちゃうか、おいしい紅茶でも飲むとしよう。そのぼーっとした状態で、時折ぽかん、と浮かんでくるイメージ(ものでもいいし、何かのシーンでもいい、なんでもいい)をぼーっと浮かべてみる。深追いしない。あれだったから、こうなってたよね、みたいに勝手にイメージを解釈しない。そのまま、そのまま。
  5. 運よくいろいろなイメージが浮かんだら、それを書き留めておく。断片的なメモでOK。物語みたいな感じだとちょっと頭で考えすぎちゃってるかも。断片的でなんだこりゃ?くらいがちょうだどいい。浮かんでこなかったら?もちろん!あきらめてそのまま寝ちゃおう!

いかがでしょうか?だいたいこんな感じーっていうのをイメージ頂けるだろうか?(質問があればウェルカムです。なんでも聞いて聞いて!)

尚、夢を見るためには、私のお気に入りの「二度寝」もとってもいい方法です(寝すぎに注意してくださいね~夜眠れなくなるくらい二度寝しちゃだめ→私が身をもって体験しております)。二度寝をする時って眠りが少し浅くなりがちなので、比較的覚えていられる夢を見る確率が高い。普段はぐっすり眠って夢をよく覚えていられないんだよねーなんて言う方には、もしかして有効かもしれない。

ところで、起きた後も夢を覚え続けているってなかなか難しい。見た夢をすぐ書き留められるように、普通に寝ている時も、二度寝の時もできるだけ小さなメモを枕元やベッド/おふとんの手の届くところに置いておくといい。だいたい寝起きに不用意に立ち上がっただけで、今の今まで覚えていた夢がぜんぶすっとぶのである。私もしょっちゅう繰り返しては、がっかりしている!メモにすぐ書き留められればいいのだけれど、それも難しい場合。起き上がる前の、まだ寝てるんだか起きているんだかわからないときに「ああ、こんな夢みたなー」って反芻しておくのがなかなか有効。えー?そんな寝ぼけながら?思っても、これがやろうと思うと出来るようになってくるから人間ってすごい。起きてすっかり見た夢の事を忘れちゃっても、この時の反芻が効いて、はっと思い出せるラッキーな瞬間があったりする。

ただ、この夢。私たちが起きて活動をしている時に受けた刺激、或いは寝入りばなに受けた刺激にもすぐ反応する。私はトイレに行きたい時に眠り続けていると、よくお風呂やそのまんまトイレの夢を見たりする。昼間、なんとなく気になったことがあると、その出来事に似たシチュエーションや、対象の人が夢に出てきたり「絶対寝坊しちゃだめ!」という朝に限って、盛大に遅刻する夢を見たりする。夢ってそのくらいデリケートだし、そうやって私たちが寝ている間、いろんな記憶を整理してクリーニングしてくれているらしい。

だから見ている夢が全て無意識から私へのヒントになるか、っていうとそうとも言い難い場合もあるんだけど、この夢とワークする作業を繰り返していると、妙によく覚えている奇妙な感じの夢を見たりする。これ、時々、おお!というひらめきに転化することがある。ことばにはし難いのだけれど、私の中では奇妙なリアルさ、みたいな感覚が、起きている時も続いているような夢だ。

または、自分では普通の夢、って思っていても一緒に話をしながら掘っていくと!?みたいなことが起こったりするので侮れない。ああ、またこの夢ね、、、みたいなのもじゃんじゃんメモって頂きたい。

とにかくひまさえあれば、ぼーっとすることと、なんでもかんでもメモっておく。これが全てです。

なんでそこまでやるのか、って言いますとね。

「これで~いいのだ~♪」

っていう感覚が、自分の中に確固と立ち上ってくるからである。前にテストに出ますよっていう単語があるってお伝えしましたよね?覚えてますか?

そう!納得感!実感!!ですね☆

自分以外の人に褒められたことや、アドバイスをしてもらったこと、認めてもらったこと、などなどを通した自己理解を遥かに超えて、圧倒的ぶっちぎりで「これで~いいのだ~♪」っていう感覚が自分のなかに生まれるのである。これはほんとに、ほんとーにぜひ体験して頂きたいのである!(赤塚先生に怒られそうなので、調子に乗るのはこのくらいにしておくのである)

これなしには、いくら自分のことをあーだこーだと自己理解したり、自己肯定感だの感じるワークなんてやっても、私には効かなかったのであーる!

(つづく)