Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

名言に自分を寄せる問題

f:id:Warumi:20200603012723j:plain

もうずーーーっと長年ね、自分の中で疑問だったことがあるんですよ。あーーー頭ではわかってるのに、なんで出来ないんだろう、なぜ私は変われないんだろう??っていう、私の中の大問題その1の筆頭!みたいなものがあってね。

ついこの前、ああ、そういうことだったのか~って思ったんでそのことを書き留めておきます。書かないとすぐ忘れるからね!

と言っても最初に申し上げたいのは「出来ない/変わらない」理由はさまざまです。きっと、ひとつじゃないです。それだけは先に申し上げておきます。そしてせっかく今ここでこれをお読み頂いている皆さま。これはたぶん、同じ悩みをお持ちの方がいらっしゃったとしても、皆さまの答えじゃないかもしれませんので悪しからず。

 

まずそもそものはじまりは「肚落ち」ってやつでした。以前に誰かが私に言ったんです。あなたが変われないのは、肚落ちしていないからだ、と。ああそういうものなのか、と思いました。私はわりと他人のアドバイスを反発的に聞くんですけど(中二病なんでね)。その時は、ああ、そうかと。ちょっとわかったような気になったんです。そうか、本当の理解、というのは頭じゃなくて肚なんだな、と。

ね、これ全然正しいでしょ?本当の理解は頭じゃなくて肚落ちしたときに起こる。正しすぎる。異論なし。

別の機会にまた他の人が言いました。トラウマがね。あなたの理解を邪魔しているんですよ。あなたの父親との関係性の投影が起こっていて、それで上司の言うことが素直に聞けないんですよ。だから変われない。

正しい!150%正しい!

またある時、別の人は言いました。あなた私のことキライでしょう?だから私の言うことが聞けないの、残念ね。

正しい!(。。。あ!いえいえ、そんなことありません~!あなたのことキライだけど、そう見せないようにしてるのにー)ので、返事に困った。

はたまたある時に、別の人がいいました。あなた変わったと言うけれど、私にはその変化が確認できませんねえ。

へ!?ってなりましたけれど、そ、そうですか。。。残念過ぎるけどそうなんですね。そして、その方は私の何をご覧になってそう、仰られたのかわからないんですけどまあ、そのように言い切られた、と。

はたまたある人は言いました。あなたが変わらないのは変わらないことにメリットがあるからだよね。

。。。はあああ、、そうですよね~そうやって変われない自分をキープすることで、間接的に他の誰かを「絶対許さない」って思ってる。はい、ごもっともです。その通りです。

まあ、こんなことがずっと続いていたように思います。

出来ない/変われない。この大問題がね~いつも自分にくっついてた。だから「この人だったら/この本だったら、今度こそ答えがあるかも?」と期待して、質問しては正しい!と思われる明言、エビデンスを集めてたんですね。ああ、この名言集!もしかして、本にして出版できるほどあると思う!

で、これだけ名言を集めてもですよ。私の変化や実感はやってきてはくれませんでした。このブログの最初の頃に書いたように、もう、自分ではわけわかんない状態です。我ながら面倒みきれないよぉ!と思ったことも多々ありました。

発端はなんだったかと申し上げますとね。何かの拍子にめちゃめちゃムカついたんですよ。自分にじゃなくて(私はそんなに謙虚な性質ではありません)、何もしてくれないこの名言集に!なんだよ!私が名言に歩み寄って「ほんとにそうですよね!」なんてそこは頑張ったのに、なんも変わらないじゃないかー!!とね。

で、その時あれ?って思いました。

「歩み寄って頑張ったのに」

ここです。これねー!私的にはものすごくトリッキーだったのですが、このね「他人や名言に寄せるのを頑張って」たためにね、本来の「変わる」っていう方にフォーカスできてなかったんですよね~~!なんてこったい!

おそらく名言、そしてその名言をいう人に自分を合わせに行っちゃったんですね。そこをものすごく頑張った。私のなかにあるこのだめだめなこれを、この素晴らしい名言に合わせなくてはいけなくてよ、ひろみ!(なんでもないです)。で、自分の考えを合わせたところで「よくやった!任務完了!」ってなってたんですね~~~

だから頭ではわかってるんですよ!合わせることに頑張ったから。で、力尽きて?本来頑張るべき方は放置プレイ状態だった、と。あらいやだ!ほんとそうでした!

いや、だからね。たまにはムカついて、はあ!?とか暴れた方が良いかもしれませんよね~おとなしく人の言うことばっかり聞いてもね、ロクなことはないです。

そして、そういった意味ではこの「名言」の他にも、私にとってまた別のあちゃー。。。という発見があったんですよね~。

(つづく)