Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

「上から目線」って、ダイヤモンドのことだった。

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いかがでしたでしょうかね?「上から目線」で働いてみたらシリーズ?。。。なんとも切なく、ちょっとそれってどうなんですか!?みたいのもありつつ。会社で働くってほんと、色々たいへんですよね!!今、会社で働いていらっしゃる方、本当にお疲れさまです。

こうやって色々と自分事をご披露してきたのはなぜかって言いますとね。私たちの日常の行動って、結構な確率で、過去の自分のリフレクション、影響や反射みたいなもの?で出来上がっているみたいですよー?ってことをお伝えしたかった。

産まれた時から一緒に育って、今も一緒に働いている、という珍しいケースでない限り、私が出会うあなたって、職場で初めて出会う方じゃないですか?それまでは生きているってことさえ知らなかった他人!その他人どうしが初めて出会って、何日か一緒に働くうちに「あーこの人は元気な人なんだな」とか「げ!すっげー怒りっぽい人なんだな」とか「。。。目が笑ってないんだけど、こわいの?やさしいの?」とかっていう印象をそれぞれ感じて、で、「Warumiさんってこんな人なのね!」って思ったりする。

確かにそのひとの表層に現れている感情や行動パターン。私たちはそれを「その人だ」って思います。明るいとか暗いとか、せっかちとかのんびりしてる、とか、大人しいとか、変態だとか(あ。それは表層じゃないか!?)。

だから私が新入社員時代に出会った方は「妙な気はまわるけど、へたれで敏感な子。だいじょうぶかしら?」って思っていたかもしれない。怒っていた時に出会った方々は「仕事は出来るけど、いつもひとりで怒ってて超こわい」って印象をね、きっと今でもお持ちだと思うんですよね。直近の職場の方はどうかなー?「感情ダダ洩れな自由人→思い立って時々上司を刺しに行く」そんな感じ??(あ、「男前!」って言われたことありましたね~おとこまえ。。。この乙女心はフクザツであった。)

こうやって人は環境や自分の変化に応じて、他人に与える印象をどんどん変えていくもんじゃないのかな。何年たってもあんまり変わらないところもある。と思えばずいぶんと違った人みたいになることもある。でもね。私の体験からお伝えすれば、ですが、その根っこ/ルーツはみな同じところから出てきているものなんじゃないかなって思うんですよね。ルーツって例えば私の場合は、ここで書いた通り。

warumi.hatenadiary.com

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この根っこ、のようなものが、自分の成長やその時の自分の環境といったものに影響されたり、相まったりして、それでその人の「印象」ってものが出来上がるんだなと。私はそれをちょっと大胆に「上から目線」ってまとめてみました。

「上から目線」って一般的にはちょっとどうなの?って言われがちな態度かもしれませんけどね~。そのことでずいぶんとお𠮟りを受けたり、出来ればお付き合いしたくない方とお会いしてしまったり、逆に私が色々とご迷惑をおかけしたり、いろんなことが起こりました。

それでもね「上から目線」のわたし、私自身はきらいじゃないです。まあ、表出の仕方は時として褒められたもんじゃなかった。でもね、私がここで言いたいのは、態度が良いとか、悪いとか、そういう人からの印象だったり、自分でジャッジする自分のことじゃないんです。

そういう風なものを表出する、自分の変えられないルーツ、たいせつな原石。そしてそれをその時々の「自分」として表現しようとする原動力みたいなもの。それが時と共に色々な風に姿を変えて色々な「上から目線」の表現として育ったんだよ、ってそれを言いたい!

確かに。幼少期の私は、星飛雄馬ばりの養成ギプスでとんでもない英才教育を受け、それがご縁で思いがけないシビアな出来事に巻き込まれたりもしました。自分自身もきつかった!自分だけじゃなくて、まわりの人にもキツイ思いをさせてしまった。そんな時って「ああ、あの養成ギプスのせいだ。あれを装着させられたために、本来のWarumiが閉じ込められて、こんないやな人間になってしまったんだ!」って何度も何度も何度も思ったもんです。あの養成ギプスさえなければ!もっと人とうまくやれたはず!のびのびとWarumiらしさを表現できたはず!!

でもね、もっとその奥を見てほしいんです。なんでそんなギプスを装着して、たいへんな思いをしちゃったのか。それってね、、、今思えばひとえに目の前のひとたちに笑ってほしかったんですよね。彼らに心の底から満足してもらいたかった。私がここでもっと強くなれば、この人たちを救えて、笑ってもらうことができる。だからギプスで強くなる!って、幼いころの健気な私のモチベーションってそういうことだったと思うんです。

だから私の場合は(と、おことわりをしますが)そのギプスで養成された力の上に今の自分も立っている、って今は思えてます。その時のモチベーションが健気でかわいいなって思えるから。ものすごく嫌な思い出もたくさんある一方、そのギプスの養成力で培われたもので、思いがけない、素晴らしい出会いのチャンスもたくさん恵まれました。そもそもあのギプスなしだったら、今こんな風に文章を書くこともなかったかもしれないなあ!

自分のルーツ、ルーツの下に流れているもの。それはひとりひとりの心の底にあるダイヤモンドのお宝だなって、わが身を顧みるとつくづくそう思います。そのルーツである原石をどういう風に磨き上げて、どういう風に人生で表現していくか、ひとってそういうことをするために生きているのかなーって、思うんですよね。そしてその原石は決して誰からも、自分でさえも損なうことが出来ないものを秘めています。

そんな風に思うと、ちょっとふるえませんかね??他人と出会って、ああ!この原石がこんな風に磨かれてこんな宝石になったんだ!って思えば、ああ!まだ磨かれていないこんなにすばらしい原石がこんなところに眠ってるじゃないか!!とか。その人の表現型の奥をちょっと覗くともう!ロマンが超イッパイ♡なんですよ~♡

なので、それがある一時期、一見、人さまから見たら褒められたような態度や言動でなくても、自分ではどうしても受け入れがたい自分の何かだ、と思っていても、その奥に必ず素晴らしい原石がある。そしてひとはその原石を自分が納得いくように自分で磨いて、そして好きなようにカスタムメイド出来る。

あんなに怒って一世を風靡してしまった豊田真由子さんだって、もしかして私のように?幼いころいっしょうけんめい何かを守ろうとしたことで、あんな風な表現方法を身に着けたのかもしれません。でも、今ちょっと違って見えますよね?私も含め、過去にしでかしてしまったことは本当にごめんなさい、だけど、その根っこ!底にあるダイヤモンド原石も見てほしい!

 

では最後にお聴きください!!(できるだけ大音量でね!)

「Diamond in Your Heart feat.細美武士東京スカパラダイスオーケストラ

youtu.be

んーーー!!名曲!!!!