Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

19の間の体験、お話したいことをお聞きします(無料)

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新型コロナウィルスのニュースがまた、俄然ヒートアップしてきてしまいましたね。お天気も手伝って、なんとなく鬱々とした気分になっていらっしゃる方もおられるかもしれません。

ところで私は先日、こちらの本屋さんで開催されたイベントにはじめて参加しました。

www.porvenir-bookstore.com

(本当にまだ木の香りがいっぱいで、店長さんも清々しい方ですてきなイベントでしたよ~)

そのイベントは、長い自粛期間の間に心に溜まってしまったものやらなにやらを雑談風にお話しませんか、というものでした。店長さんも入れて8名、という色々ご配慮を感じる人数で参加者めいめいにお話をし、それぞれのお話を聞きました。

私も対面で他人のお話をじっくり聞く、ということが最近ほとんどなかったので、目の前に人が座っている方に対する遠近感が、自分のなかで妙なことになっていてちょっと驚きました。。。人の感覚というものは、簡単に変わってしまうんだな、、と改めて知ることが出来た機会でもありました。

そのぎこちない遠近感の中、めいめいのお話をお伺いしたり、自分がお話したり、が繰り返されたのですが、参加されておられた方の雰囲気とお店のそれとが素晴らしかったのもあって、いろいろなことが胸にぐっときました。

ニュースでは感染者が何人、とか、何パーセントがどうの、ということが普通に報道されていますけれど、その数字はひとひとりひとりのことであって、ひとは数字じゃありません。当たり前のことですけどね。

国とか社会とか会社とか何かの組織とか?はそういう大きな何かが生き残るための理論、というかマスの考え方というものが厳然とあるように思います。私たちはあまりにもそれを無条件に受け入れることに慣れてしまっているんじゃないかな、と帰る道すがらそんなことを思って、今もそれはずっと心のどこかで考えています。

安全や安心をまるで人質に取られるようなそんな生き方を「自己責任」というのであれば、それはもう、毎日がつらすぎやしませんかね。。。本来はもっと社会と個人の間には、流れるような循環というものがあったんじゃないか、あっていいんじゃないかって思ったんですよ。今は何かこう、個人が社会にどう貢献できるのか!?ということをまるで会社の売り上げを上げよ、とばかりに個人に求められているような雰囲気さえ感じます。パワハラ上司の恫喝や売り上げのグラフばかりを毎日見せられても、こころはくたびれ果ててしまう。

先日のイベントで、毎日これでいいのかな、こうすべきだったのかな、私は正しいのかな、間違っているのかな、というような葛藤やお気持ちを抱えて毎日過ごしておられるお話をいくつか聞きました。おひとりおひとりのお話が、どれもこれも本当に胸の奥にずん、と響きました。

私は政治家でもありませんし、大きな組織を動かすような人でもありませんから、このCOVID-19の世の中にに対して何かを大きく変えるとか、そういうことはちょっと難しい。そういうことはできませんけれど、おひとりおひとりのお話を聞く、或いは何か困っていることがあればいっしょに考えさせてもらうっていうことは出来るなって思いました。

「また前みたいに」とか「元通りになったら」って何気なく私も会話の中で言っていたと思うんです。けれど、私は観念したんです。もうCOVID-19がなかった世の中には戻れない。知らなかった世界の中に私はもう、既に存在してしまっているんだ、と。もとの世界に戻れない、だなんて自分でつぶやいても心細くて泣きたいような気持ちになりますが、この心細さをバディにここで生きていく術を模索しなければならない。そう思ったんです。

先日この記事を書いたあと、細々とですが自分に何が出来るかなって考え続けてきましたが、今すぐにできることをすることだと思いました。

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ということで、ご相談のメニューにCOVID-19の間の体験、お話したいことを何でもお聞きします(無料)を新たに追加しました。ちょっとこころがつらくなったり、何もかもがもう終わりのような気持ちになった時に、駆け込んでいただけたら幸いです。散歩の途中の野の草花に話しかけるようなつもりでお話頂ければと思います。おうちで声を出して話せる環境にない、という方はメールでも対応できますので仰ってください。

まだ先行き不透明で、足を前に向けることさえためらってしまう日々ですが、そんな時こそ、しばし同じ方角に向いて一歩を前に出せたら、と願っています。

 

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