Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

自分の思い込みにたまにはじっくり時間をかけてもいいかも。

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自分の特質?の中のひとつに、コツコツと積み上げるってことが苦手っていう成分がある。

同じこと、ルーティーンを続けるってことがまあ出来ない。繰り返し、というのが死ぬほどキライなんですよね、わたくし!

で、このブログをこうやって書いている理由のひとつに、この自分の特質みたいなものって本当にところどうなのさ?と自分で自分に迫っている、というか、まあそんな感じもあるんですよね。

というのもですよ。割とよく言いがちな「私って〇〇じゃないですか問題」。これね、自分に対して「自分って〇〇じゃないですか」って言い切ってしまうって、ただ自分に対してめんどくさがってるだけかも?って、そんな風に思ったからなんです。

自分をひとつのカテゴリーに入れて、簡単に解釈できるようにしている。ラーメンも麺を打ち、スープをいちから作るのはたいへん。お湯を入れて3分、って感じで自分のことを解釈していることの方がインスタント、簡単。

インスタントラーメンも好きですけどね。時間だけはある今は、ちょっとめんどくさいな!って思いながら、麺でも打つか、、、とばかりに、自分の「私ってコツコツが苦手な人じゃないですか?」問題に向き合っているという、そういうわけです。

で、麺を打ってるうちに、あーそうなのかもーって最近思ったことが三つあって、今日はそのお話。

まずひとつめはですね。やる気とかコツコツとかってものを自分の性格とかにするってことの不毛さ加減。

やる気・コツコツってね、まあ、こうやって書いてみると明白なんですけど、性格じゃないんですよね。ただの態度。やる気があるからやさしい、とか、やる気がないから怒りんぼ、とかね。ね?こうやって並べてみるとナンセンスじゃないですか?

だからやる気がでなーい!、コツコツできなーい!ってのは、ただの態度。私ってものの成分の所為でコツコツできないわけじゃないんですよね。ただしたいかしたくないか、いや、してるかしてないかの違い。

これももう、最近いろんなところでとてもよく言われてますけれど、やる気ってのは物事に取り掛かる前にはないんですよ!というパラドックスがね、どうやらあるらしいんですよね。そう、何かをやる前はやる気なんか存在してない。逆なんです、逆。やる気って、その何かに着手した時にだんだん大きくなっていくものだから、そりゃもう、やらないとやる気なんか出ない、というわけで、何かをやっていない時に「私やる気ないでーす」っていうのは、「私、いま呼吸してまーす」と同じくらい当たり前なことみたいです~ってことなんですよね。

で、ふたつめがコツコツ。こっちの解像度をもうちょっと上げると、コツコツってのもね。主観的な結果論なんですよね、今から過去を振り返ってああ、コツコツ出来てたなって認識できるもの。おまけにコツコツの定義ってのが、毎日、とか、一日何分、とかね。結構主観的っていうか、自分ルールの中で定義されてるものじゃないですかね?って話。例えば「一年に一回なにかをする」ってことがその人のコツコツ、だったらば、その人が何年か後に振り返ってみてああ、一年に一回何かが出来ていたなって思ったら、そりゃもうコツコツ出来てたっていう、極端に言えばそういうことかもしれないです。

だからコツコツ出来ないとかって、実は相当他人軸で自分を見てるなって思ったんですよ。それで、出来るーとか出来ないーとかってちょっと違うかな?ってね、思いました。

っていうのもほら、よく丁寧な生活♡みたいな特集記事で、毎日ヨガとかウォーキングやって、その後は朝はスムージー飲んでetcetcみたいな?ああいうイメージみたいなものがコツコツ、と一緒になっちゃってる。

そう、コツコツってイメージなんですよね。だからイメージ通りに出来ないと、ああ、やっぱり私、あんな風にステキ生活やステキ自分にはなれないんだーっていうね、なんでしょうね?超憧れのげいのーじんは自分とは違うのよ!っていう逆ギレ?みたいな感じになっちゃう。要は自分で勝手にイメージを作って、そのイメージ通りにならない私ってダメ出ししてるだけなんですよね。あらら~それって自作自演の匂いが。。

で最後、三つ目。これね、自分を大事にするっていうこととちょっと関係してくる。実は私、相当長いことこの「自分を大事にする」ってことの意味がよくわからない人でした。これ、ちょっと解像度が低すぎのフレーズだと思う(とフレーズのせいにしておく!)。

自分を大事にするってね、私のような人からすると、じゃあー自分を苦しめてるものをぜーんぶスッパリ切り捨てちゃって~自分の好きなこと?やりたいことだけ自分にさせてあげる♡ってことだったんです。

で、まあその解釈も間違っちゃいなかった。確かに自分の人生のある時期にはこの解釈が役に立った時があります。でもねー、それだけじゃなかったみたい。

突然話がまたすっ飛びますけど(ご容赦くださいませ~)、私、お伝えしている通り、もんのすごい飽きっぽいんですよね。わ!って盛り上がるけど、すぐ冷める。そんな特質成分があるらしい。で、だからね、コツコツ出来ないのも仕方ない!ってそう解釈してたんですよ。さっきの二つ目のまさにコツコツ出来ないイメージを、飽きっぽいっていうイメージにくっつけちゃってたっていうわけ。

でね!ここで「自分を大事にする」ってことが登場します。そう、飽きっぽい私を大事にするってどういう風に?って考えてみる。

そうするとね、飽きっぽいって実は、わ!って盛り上がってすぐ冷める、まずそういう成分で出来ているんだねってわかる。それはそれで認めてあげる。でもそれって飽きっぽいってラベルを貼ることじゃなくて、わ!って盛り上がってすぐ冷める人なんですね、っていうことを認識するってことですよ~って自分に教えてあげる。

それがわかったところで、次はHOW TO おもてなしです。わ!って盛り上がってすぐ冷めるお方(自分)をね、どうやっておもてなしするかって考えるってことが、「自分を大事にする」ってことだってね。(よかった、ようやく話がドッキングした)ようやく気が付いたんですよね。

そう!子どもの相手と一緒ですよ。わ!ってなってる自分に「ほら、これ好きでしょ?」ってその興味のあるものをいっぱい並べてあげたり、こんなのはどう?って聞いてあげたり。で、すぐ冷める自分には、あれれ?あなたが夢中になってたのってこんな素敵なものだったよ~ってもう一度見せてあげたり、あーそれはもう要らないんだね~ってお片付けしてあげたり。

こうやってね、そのわ!って盛り上がってすぐ冷めるお方(自分)にね、もっと色々お相手をしてあげるってことが、「自分を大事にする」ってことなのかーってですね。まあ、今さらにして気が付いたってわけです、ええ。ラーメンの麺打ってよかった。

ってことでですね。自分って〇〇だから~って、特にネガティブに捉えている何かがあれば、麺打ってみるのもいいですよ~というお話でした。めんどくさいからインスタントラーメンでいいや~って時もあってもいい。けれど、たまにいちから麺を打つように、自分の思い込みに向き合ってみるのも悪くないんじゃないかなって思います。

お時間あったらお試し下さい~☆

 

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