Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

人生のお悩みのうらに「かまってちゃん」あり?

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人生に悩みはつきものです。毎日毎日、このケーキを食べるべきか否か、という悩みに始まり、仕事、人間関係、お金、健康、恋、家族、、、、など枚挙に暇がないくらい、お悩みのオンパレード。

さっきまで悩みカレンダー(日めくりで毎日1悩みごとが書いてある)を作ろうかと真剣に夢想に浸っておりました。そんな何のためなのかわからないカレンダーが欲しい!という方が万が一いらっしゃれば、まじめに作ろうかな!?時代に逆行して、いいことば、とか、元気になることば、の代わりになやみごとだけが書いてある。逆に禅っぽくていいじゃないか!と勝手にひとり、盛り上がっておりました。

もとい。

今日はお悩みについてのお話。私個人的にはですね。何かに悩んでいる時、その「悩み」をいちど俯瞰してみる、ということが最もたいせつなことだと思っています。

なぜかというと「問いが発生した時点で、既に答えを持っている」らしいんですよね、ひとって。

え?それどういうこと?とか、いやいや、そんなことない!と。答えがわからないから、こんなに悩んで、あなたに相談したりするんじゃないですか!と仰られるお気持ちはよーーくわかります。事実、私も自分が悩んでいる時はまさにそういう心持ちです。答えが欲しいのだ!能書きはいいからとにかく答えを出せ!と、自分に自分で詰め寄ったりします。

ところがですね。私も認めたくはないんですけどね。その時点で実は自分のなかに「答え」はあるんですよ。なぜならば「問い」と「答え」はどういうわけかセットになっていて、「お悩み=問い」が発生した時点で「答え」はもう、自動的にこころの中に生まれているんです。

生まれているならなんで自分でその答えがわからないの?と言うとですね。

じゃじゃーん!

答えがわかると、その答えに沿わなくちゃならなくなる、ってわかってるからです!

・・・・え?いやいやいや、そういうことじゃなくて!という方。まあ、聞いてください。

ちょっと過激な例えを致しますが、人間の大半のお悩みの中にある問いって「かまってちゃん」のことだと私は思っています。かまってちゃん??はい、そうです、かまってちゃん。あなたのまわりにも、もしかしてこんな可愛い方はいらっしゃいませんかね?

ねぇねぇねぇ、これどう思う?私これ似合うかな?ねぇねぇねぇ、昨日会社でこんなこと言われちゃってね、ねぇねぇねぇ。ねぇねぇねぇ。

。。。うるさいなぁと(ひゃ~!本音がつい!)。はいはいはい、どうせ似合ってるって言ってほしいんだろ?どうせ君は悪くない、悪いのは会社の上司だ!って言ってもらいたいんだろ?ってね。ねぇねぇねぇを振られたこちらとしては、言いたくもなる(こともある)。

これがまさに「問い」と「答え」の関係なのだ、と私は思うんです。あなたはわかってるんですよ。かまってちゃん(=問い)が何て言ってほしいかってことを、実はわかっちゃってる。でも、それ言っちゃうと、かまってちゃん(=問い)の思い通りになっちゃうじゃないですか?

そう思うと、どうですか?なんなんだよ~ってちょっと抵抗感出てきませんか?そんなあざとい手に乗るもんか!って言いたくなっちゃう。よくわからないけど、かまってちゃん(=問い)にうまいこと乗せられた気がしちゃったり、これじゃ、まるでかまってちゃん(=問い)の思うツボだからいやだ!っていう気持ちになったりする方、い、いらっしゃいますよね!?(震える声でお伺いしております)。

これがですよ。まさに大半のお悩みの正体なんだと私は思っています。要はどうして欲しいかわかっちゃいるけど、その手には乗るもんか!っていう自分の心の中のせめぎあい

でもほら、そんなことわかっちゃってるなんて!そんな風に思っちゃってるなんて!先ほどの私の声が震えたように、ちょっと心が黒い人みたいで、人から「あの人性格悪いんだよ」なんて思われたらいやじゃないですか?ああ、Warumiさんってそんなに心の狭い人なんだ~みたいにね、バレたら生かしちゃぁおけねえ。

だからね。そんな風に思っちゃってるってことに気付いてないふりをするんですよね。若しくはほんとに気が付かない様に、自分に催眠術をかけちゃう。そしたらほら、そんな風に思ってるのに隠してるわたし(そんな心の黒い私)、っていうのを忘れられるじゃないですか?罪悪感なしで眠っていられます。

大半のお悩みの裏には、だからこんな背景があるんじゃないかって私、思うんですよね~。ってことはですよ、まずは「問い」を隠そうとしているその催眠術を解くっていう作業が必要になります。

それが「悩みを一度俯瞰してみる」っていう作業なんです。まずは、悩みの眠れる森の美女である「問い」を、王子さまよろしく見つけ出しにいく。で、やさーしく起こしてあげるんですよ、その眠る「問い」をね。

そうすると目の前に王子さま(=答え)がいる。あとは「答え」と仲良くすればいい、あわよくば結婚してしまえっ!ということなんですよね。

ですからお悩みを抱えている方。探すべきは「答え」じゃないんです。まずは眠れる本当の「問い」を探すのだ。そしたら、自動的に王子さま(=答え)が目の前に現れるのだ!

というお話でした。私はお悩みを聞く時に、この「お悩み」の明確化のためによくカードを使います。それは悩んでいる方には、ちょっと悩みと距離を取って頂くため。そしてお悩みを聞いている私の主観がダイレクトに入らないようにするためです。これがWarumi的お悩みの俯瞰作業、ということです。今日たまたまカードを使いながらお悩みを聞きつつ、かようなお話を思いついたので書いてみました。

今後、実際にカードを使ったお悩みの俯瞰についてのお話を書きたいと思いまーす。

 

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