Warumiの柱

「こころミュージアム」のキュレーター。Warumiの「こころの魔法」研究報告です☆

Warumi流 職場の人間関係考察の巻(その2)

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今日はこちらの続きです。

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その装備、というものは、私が小さい頃から培った「上から目線」によるものでした。「上から目線」の詳しい顛末はよろしければ、こちらのシリーズをどうぞ☆

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この「上から目線」の姫メッキ、召使いマインドでおりますとですね。もう、自分の正体がバレないように全方向に気を遣いつつ、職場の自分のまわり全ての人の願いを、まるで両親の願いを叶えてあげるくらいの情熱で以って叶えることを使命としてしまう。全ての人、というのは大袈裟ではなかったですね~まじめに。私が自分の解決方として常にこうあるべき、としていた「八方良し」はここにルーツがあります。とにかく誰かが不満そうだったり、気持ちが落ち込んでいるように見えてしまうともう、我慢が出来ないんです。我慢が出来ない、というより居たたまれなくなる、という感覚が近いでしょうかね。環境を、そして私を脅かすような不和の種は、出来るだけ早期に取り除いておきたい。

 そして何よりも高精度で他人や状況の情報を読むこの力。この力には「満足していなさそうな人」を自動的に抽出する機能が備わっています。で、わ!この人が今満足していない!って見つけるとWarumiの戦闘モードがオンされるのでした。戦闘って何!?とびっくりされるかもしれませんが、例えば上司や同僚相手にはこうなります。

上司の場合:最初は上司の願いを叶えようとする=無理めのオーダーにも何とか応えようとする。その結果やお願い叶え力を上司から認められているうちは良いが、大概の場合、そういう上司は次にはもっと無理めのオーダーをしてくるようになる。だんだん「は?この人、私を良いようにしか使っていないんじゃないの?」という疑念がわいてくる。同時にその上司にまつわる情報収集が蓄積される。その中に父親を彷彿とさせるイメージが重なると、途端に戦闘能力2(「やられる前にやってしまえ!」ってアレです、アレ)を発揮して、ことある毎に刺しにいく。刺しにいかないとこっちがやられてしまう!モードだからね。

同僚の場合:彼らが敵・味方のどちらかであるか、装備が自動サーチする。敵とは、自分の姫メッキを狙って「シンデレラなら私の前でこの靴はいてみてよ!」と言ってくる/言ってきそうな人。味方とはWarumiの召使いマインドに共感的な人。でもこれが時々混乱するんだな。

敵の「助けてほしそうな様子」が装備の自動サーチにひっかかると、敵とは言え見捨てていいのか?というWarumiの内部葛藤が起こる。そして時折、助けに行っては「この靴はいてみて!」って言われそうになったり、逆に敵の靴を見せびらかされたりするので、そこは戦闘能力2でとどめを刺して帰ってくる。

味方には基本良くしようとしているが、これも「あれ?この人、私を便利に使ってる?」「あれ?敵の内通者か?」て自動サーチにひっかかると、やはり戦闘モードがオンになる。要は味方を装っていても、この人に心を許したらやられる、という非武装地帯の地雷探し?モードとなる。情報収集能力の精度が勝手に高くなって、ずっと監視モードになるんですよ。Warumiはね、召使マインドではありますが、姫メッキなんですよ。召使いとしての任務を果たす自分に共感はしてもらいたいが、あなたに召使いとして使われたくはない。私、姫でもあるんですけど!とこう言いたくなってしまうわけですね。

ね。もう、書いている私も深ーいため息ついちゃう。こんな風に毎日の生活を送っていたら、会社でへとへとになるでしょう?これで本来の「お仕事」までしてるんですよ。エネルギー消費量半端ない。背中に鉄板が入っちゃうのも頷けるってもんだ。そして誰一人として信用できない。そしてそういう風にしている私を誰もわからない。これが私の人間関係の不器用さを感じるひとつのルーツだなあ、とつくづく納得したのが、この10年来のお勉強と、永年にわたるサラリーマン生活の果ての成果のひとつでした。

でね。仕方ないんですよ、これ。もう自動モードなんです。こちらでも書きましたが、仏教的で言ってしまえばもう、それは「勝手に起こってしまう」もので、仕方ない。私の装備については、どうにもできないのだ。と、思えたことは私にとってひとつの救いとなりました。この見方に出会う前はどうしても自分のその装備がいけない、装備さえなければ、、、と思い詰めていたと思います。それはそれで間違ってはいない。理論としてはむしろ正しいです。ですが、〇〇さえなければ、という、魔法を望んでいる限り現実というものはなかなか変わりません。魔法を望むなら、魔法を実際使わないと。それにこの装備のせいにすることは、心理学的に捉えるならば、それは親との関係によるトラウマ説にどうしても帰結してしまう。

これはめちゃめちゃ正しいのです。正しい。長年そうやって親を原因として恨んだ経験のある私にとっては、いや正しいんだけどね。。。なんかこう正しさの自家中毒になる、というか。恨んでも変わらないどころか、何があってもそれは「ああ、それは親子関係のトラウマのよるものですね」と、こうなってしまうことに自分でも辟易としていました。しかし正しいが故に、反論が出来ない。

そして、同時にここで私がハマったのが「世界はあなたの見たいものの反映である」という考え方でした。そうすると、この装備を以って世界を見ているWarumiのこの装備にこそ世界が「そのように見えている」原因がある、と、こうなります。「お前が敵だと思うから、上司が敵として現れるのだろう」と。これもねーーー!正しいんですよ、ある意味。だからこそ、この考えには私はずいぶんと派手にやられました。正しいけれど、この「装備」のせいにしているっていうところに限界があったんじゃないかと私は思います。これはもう、自分を正しさの檻の中に閉じ込めてしまって、ああ、私はまだ変われないと、いう忸怩たる思いだけをグルグルとさせる実にトリッキーな考え方でありました。

ってかね。そうやって自分の中にあるものだけで、この世界さまは出来ちゃいないんですよ。世界を見くびってはいけない。私が投影できる極々わずかなものを世界に見て、勝手に「この世界は私がつくっているんだわ!」だなんて、パンがなければお菓子を食べればいいのに(俗説だと言われていますが)というアントワネットさまと物言いと大して変わらない。確かにパンがなくてお菓子があればお菓子を食べればいい。でもそれは、根本的な「飢餓」の解決にはならないです。

ここで私を救ってくれたのが、やはりこれも東洋由来の「五行」という世界の見方でした。

ja.wikipedia.org

ものすごく簡単に言ってしまうと、世の中は「火・土・金・水・木」という5つの要素で出来上がっているんだよ、という考え方です。でね、この「火・土・金・水・木」ですが、世界の構成要素であるからして、世界を構成する私やあなたの中にもこの要素がある。それはそれはもう、広大且つ深遠な思想で、中医学はここから症状を読み解くし、四柱推命などに代表される占いの根幹ともなっています。もともとこれ、哲学なわけですから、文化や国の成り立ち、その後に続く様々な思想にも影響を今も与え続けています。私はそのほんの上澄みしかわかっちゃいませんがね!でもそれでも充分です。

この五行思想が私にとって画期的だったのは、これが人の気質にも関係するということだけでなく、その気質を持つ人と人との関係性を、その場その場で変えていく性質を持つものだ、と知ったからです。それはもう、目から鱗ボロボロだったんですー!

あ、「目から鱗」で思い出した。超・余談ですが、この聖パウロさまの奇跡の瞬間のレリーフセントポールにありまーす☆

www.news-digest.co.uk

唐突にすみません~!ってことで?次回に続きます。

 

 

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